お知らせ

「しまねの職人たち」に石州勝地半紙を掲載しました。

2025.01.09

江の川に面した島根県江津市桜江町。
この地は、室町時代から紙漉きが盛んな場所として知られ、江戸時代には浜田藩と津和野藩による石州半紙(せきしゅうばんし)の生産が地域の特産品として隆盛を極めました。特に「石州市山半紙」はその品質の高さで名を馳せ、藩の上納品として重宝されたと言います。

しかし、戦後の高度経済成長期を迎えると、紙漉きの需要が急速に減少。かつて数百軒あった職人の家も次々と廃業し、この地で紙漉きを続けるのは佐々木さんの伯父である原田宏さんの工房のみとなりました。その後佐々木さんが継ぐこととなり、6代目となりました。職人となり、30年以上になる佐々木誠さんに勝地半紙(かちぢばんし)の歴史と、和紙作品づくりの想いを、妻のみゆきさんにお世話をしている猫たちから生まれた作品についてお話を伺いました。

トップページ>職人たち>【石州勝地半紙】暮らしに寄り添う和紙の美

 

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