ケヤキ挽物細工
挽物細工は出雲地方に古くから伝わる工芸品である。回転する木材に正面からカンナをあてて削る技法と漆加工方法により、茶道具や茶盆、茶托、菓子器等の製品が生まれる。
ケヤキ材の挽物細工は「原木の選定」「乾燥」「木取り」「荒削り・仕上げ加工」「磨き」「漆仕上げ」など、いくつかの工程を経て製品となる。特に難しいの「製品の木目の出し方」「足踏みロクロの使い方」「材質の硬軟によるカンナのあて方」「製品の磨き方」で、長年の鍛練がものをいう。原木の厳選と丁寧な仕上げにより、熱や水にも強く、使い込むほどに光沢をます逸品ができあがる。今、伝統の技術をふまえた現代的なデザインも増えている。
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製造業者 | 住所 | 電話番号 | HP |
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森山登 | 〒693-0011 出雲市大津町714-3 |
0853-21-3983 | Link |