しまねの伝統工芸
石工品
温もりを感じるかのような石肌
自然に溶け込み
さりげなく存在感を醸す
伝統的な日本庭園において自然と馴染みながらも、存在感をしっかりと放つ石灯ろう。
宍道町来待地区で採取される「来待石」は柔らかく、細かい粒子で粘りがあるため加工がしやすい特徴があり、
来待石で作られた出雲石灯ろうは昭和51年に国の伝統的工芸品に指定されています。
半年ほど庭に置くと石肌に苔がつき、より深い雰囲気を醸すようになります。
時代の流れを取り入れ、最近の庭にも合うような和モダンなスタイルのものも作られています。